コンクリート建築の常識を変える特許技術

RC-0を支える5つの特許技術

屋上防水の技術や無足場工法、省エネと耐久性の構造体特許から地盤に関する特許まで現在出願中の技術も含め、RC-0には5つの特許技術が詰め込まれています。

1.ゼロ防水(特許)

コンクリートの自己修復機能を用いた屋上防水の高耐久と重歩行スラブをローコストで実現した技術です。屋上スラブの施工はゼロボードを型枠として使い、コンクリート打設を行います。 打設後のゼロボードは解体することなくそのまま断熱材+内装下地材として使えるだけの断熱性能と下地としての精度を持っており、コンクリート躯体と一体化しているため雨水が室内に抜ける隙間がありません。そのためコンクリートにクラック(収縮によるひび)が入ったとしてもコンクリートが本来持つ自己補修機能が働きクラックを塞ぎます。RC-0システムを使った屋上施工は防水工事による無駄なコストをかけずに防水が完了し保証対象となります。

2.RC-0構造体特許(特許)

RC-0で造られる構造体には従来コンクリート技術より建築費(人件費)を半減させる仕組みが備わっています。建築費を抑えるためにハード面(建築資材)とソフト面(施工技術)の両方からコスト削減を実現しています。 この工法で建てられた構造体は、世界最高レベルの省エネ性能と200年の耐久性を持っています。

3.無足場工法(特許)

無足場工法は隣地との離隔を極限まで小さくした特許技術です。
例えば、
・都内10坪(33㎡)の土地に5階建ての9室の賃貸マンションを施工したい。
・隣地間がない12坪(39㎡)の敷地に1F店舗の5階建て8室のマンションを建てたい。
狭小土地を限界まで利用する特許技術により大都市・狭小・高地価土地の有効利用することができます。無足場工法により、間口3mでも建築可能です。

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4.スピードスラブ工法(特許)

スピードスラブ工法とは、スラブコンクリート(天井)を打設する上で、一部のスラブ下支柱を残存させたまま、過半の型枠および支柱を早期に解体して上階へ荷揚げ、転用する工法です。 一般的にはパーマネントスラブ工法と呼ばれ、日本建築学会の「型枠の設計・施工指針」等に基づく構造計算が必要であり、在来RC工法においては一度スラブ型枠と支柱を解体して再度据えなおす必要があります。
RC-0工法で使用するスラブ型枠材は壁で使用しているゼロボードと同様に解体する必要がなく、特殊コンクリート板を使用しているため型枠の解体も支柱を据えなおす必要もありません。
これにより工期と人件費、支柱などのレンタルリースの数量までもが削減されます。

5.トラクションレイヤ方式

トラクションレイヤとは地盤の持つ耐力を精密に測定して正しく評価する土木工事などでは一般的な考え方です。 N値を用いた杭基礎でなく建物の荷重を、支持地盤または多層間伝達(レイヤトラクション)して荷重を支持する方法です。施工令1113条の告示を用いて地盤反力と応力伝達を精密に算出して、直接基礎の可能性を判定します。 確認申請も全く問題ありません。同時に液状化する危険層を特定して危険性を検討します。杭基礎から直接基礎になることで膨大な金額が削減された場合は大幅な工事費の削減につながり他社との差別化が図れます。(地盤により採用出来ない場合もあります)